1980-11-27 第93回国会 参議院 内閣委員会 第11号
○政府委員(亀谷礼次君) ただいまは人事院の方から答弁がございましたとおりでございまして、私ども政府といたしましては、国家公務員の災害補償制度につきましては、人事院の勧告を待ちまして所要の措置を講ずることといたしておりますことは御案内のとおりでございます。したがいまして、人事院におかれまして専門的な立場からの調査、御検討をいただいた上で、所要のお申し出がありました暁におきまして、政府としての検討を進
○政府委員(亀谷礼次君) ただいまは人事院の方から答弁がございましたとおりでございまして、私ども政府といたしましては、国家公務員の災害補償制度につきましては、人事院の勧告を待ちまして所要の措置を講ずることといたしておりますことは御案内のとおりでございます。したがいまして、人事院におかれまして専門的な立場からの調査、御検討をいただいた上で、所要のお申し出がありました暁におきまして、政府としての検討を進
○亀谷説明員 先ほどの委員の御質問にも関連してお答えをした内容にも触れますが、先般の国会に提案を申し上げました退職手当法の一部改正法案に関連しまして、参考資料を御提出申し上げたところでございます。 退職手当の民間調査につきましては、先ほど来御答弁をしたところでございまして、人事院にお願いをしまして、五十二年度におきます民間企業の退職金支給の実態を調査したのでございまして、参考資料として御送付申し上
○亀谷説明員 私の答弁が若干舌足らずであったかもわかりませんが、私が御答弁申し上げた趣旨は、申し上げましたように、人事院に御依頼を申し上げて調査をいたしました民間の退職手当の支給の実態調査というものを、おおむね五年に一度過去においても時系列に行ってきた経緯がございます。それを踏まえて、昭和四十八年において退職手当法の改正を行いました際も、民間と国家公務員のそれを比較して所要の措置をとったのでございます
○亀谷説明員 国家公務員の退職手当の問題につきましては、先般来御質疑ございますように、先国会に国家公務員等退職手当法の一部改正法案を提出いたしたわけでございます。退職手当そのものにつきましては、先ほど人事院総裁並びに総務長官からも御答弁を申し上げたことに関連をいたしますけれども、国家公務員の退職手当につきましては、私どもといたしましては、基本的な性格といたしましてやはり長期に勤続をして退職をされる職員
○政府委員(亀谷礼次君) 再度同じ答弁になるかと思いますが、冒頭申し上げましたように、定期昇給の延伸措置につきましては、種々議論がありました結果、人事院に対しまして御案内のような書簡をもって検討を御依頼したばかりでございます。そういうことでございますので、この具体的な中身の結果がどういうふうになりますか、依頼を申し上げました結果を待って検討するという立場は先ほど申し上げたとおりでございます。その中の
○政府委員(亀谷礼次君) ただいま総務長官から答弁申し上げましたように、閣議決定に至る経緯の中で種々論議があったのでございますが、財政再建期間ということに対する認識は長官が申し上げたとおりでございまして、具体的にこの定期昇給延伸につきまして人事院には御案内のとおり検討を依頼したばかりでございまして、その検討を依頼した結果を待って具体的な中身を検討すると、こういうことでございます。したがいまして、この
○政府委員(亀谷礼次君) 先生から御指摘の四十四年におきます綱紀粛正の通達につきましては、いまお述べになりましたとおり、通達に基づきまして関係省庁に対し、今後具体的な措置に基づく経過について正すべきものを正した結果についての処理の報告を求めるように通達はしてあります。その後、数度にわたりまして結果の報告を受けておりますが、全般的には御承知のように、人事局で所掌しております各省の人事担当管理官会議を毎年必要
○政府委員(亀谷礼次君) 沖繩県の中で申しますと、市は石垣市でございまして、字で申しますと登野城という字名になっております。
○政府委員(亀谷礼次君) 大臣から主要な点につきましては御答弁があると思いますが、事務当局から調査の概要につきまして御説明申し上げたいと思います。 すでに新聞その他紙上に出ておる内容でございますが、沖繩の尖閣諸島につきましては、政府の本格的な調査がこれまで行われておらないところでございまして、かねて諸般の状況も、これらの調査をする必要があるという意見がございまして、昭和五十四年度の予算の概算要求に
○亀谷政府委員 先ほども私一部お答えをしたところでございますが、現在、沖繩の県民所得の伸びが、国民所得の伸びに対比しまして、五十二年度で申しましても一人当たりの所得でまだかなりの格差がある。こういった事態のもとに、この計画が達成される時点においてその見込みがどうかという問題に合わせまして、現在の日本の環境を取り巻く厳しい経済、財政状況のもとで、これらの達成が図られる十分の基盤としての、いわゆる公共事業
○亀谷政府委員 お答え申し上げます。 先生から御指摘を待つまでもなく、この十カ年計画のあと二年有余を残す時点でございますけれども、先ほど申し上げましたように、施設面を中心にしましたいわゆる資本整備と申しますか、各般の社会資本の整備につきましては、私どもかなりの成果を上げてきておると存じておりますし、また、御指摘のような一人当たり県民所得を中心にしましたいわゆる県民の経済生活という面を考えましても、
○亀谷政府委員 お答え申し上げます。 四十七年に沖繩が復帰いたしましてから現在の沖繩振興開発計画に基づきます計画の執行を開発庁あるいは県当局の御協力をいただきながら遂行してまいりまして、現在七年目に入っておるわけでございます。いろいろとその間、わが国を取り巻く社会経済情勢の変化等もございましたけれども、復帰以来、先生から御指摘のような本土との格差の是正あるいは自立的な発展の基礎条件を整備するという
○政府委員(亀谷礼次君) 先ほどもちょっと触れましたように、昭和五十年度の政府予算から沖繩県等の協力をいただきまして、先ほど大臣が御指摘のような計画的な処理といたしまして、県民の方々等の情報を集めまして毎年度行ってきております。当時、件数にしましては約二百六十件私どもはそういった埋没個所の情報提供を受けてきておりますが、その後、毎年度新たな追加提供等も受けまして、昭和五十三年度末ではおおむね当初情報提供
○政府委員(亀谷礼次君) お答えいたします。 先生も御案内のように、復帰後那覇市で不発弾の爆発事故がございまして県民の方に御不幸をかけたわけでありますが、沖繩全体におきます不発弾の埋蔵量と申しますのは、先生も御案内のように、戦時中における米軍の爆弾、艦砲射撃ないしは飛行機によるところの爆弾、あるいは旧日本軍の使用しました弾丸の不発弾等いろいろ想定されるわけでございますが、これらのものは現時点において
○政府委員(亀谷礼次君) 沖繩開発庁が所管をいたしております予定面積、これは先生も御案内かとは思いますが、約二十五平方キロメートル、関係市町村が十九市町村に及んでおるわけであります。一昨年地籍明確化法が制定されまして以来、県当局とも鋭意連絡を緊密にとりながら現在まで進めてまいったところでございますが、現在のところ、昭和五十三年度末――本年度末までに、私ども所管をいたしております先ほどの地域につきましては
○政府委員(亀谷礼次君) ただいまお答え申し上げましたように、項目が十数項目、件数で十二万件という何分にも膨大な件数でございますし、中身にわたりますと、先生もすでに御案内かと思いますが、相当数の案件がいわゆる資料がないわけでございます。それぞれの御本人の方の口頭申し出によるところの事案が相当数あるわけでございます。こういった問題、さらにはそれぞれの事案がそれぞれ特殊な問題も含んでおりますので、これらの
○政府委員(亀谷礼次君) いま先生お尋ねの中でも御言及がありましたように、対米放棄請求権のうちで、いわゆる海上の漁業関係につきましては現年度及び明年度それから再来年度の三カ年でこれを措置をするということで、先生も御案内のように、沖繩県側とも御了解をいただきましてただいま措置中であるわけであります。 残りました陸上の問題でございますが、お尋ねの中でも御言及がありましたように、すでにこの五十三年度におきましても
○政府委員(亀谷礼次君) 昭和五十四年度沖縄開発庁予算につきましては、委員のお手元に予算関連の資料を御配付させていただいておりますので、これを中心に私から概要を簡単に御説明を申し上げたいと存じます。 昭和五十四年度におきましては、本年度に引き続きまして、沖縄振興開発計画に基づき、沖縄と本土との各面にわたる格差の是正を目指すとともに、沖縄における現下の社会的、経済的諸情勢にも対処するよう配慮いたしておるところでございます
○説明員(亀谷礼次君) ただいま御指摘の御発言の中にも触れられましたように、今度の交通変更に伴う一番大きな問題でございましたバス車両等について五・八%という特殊金利を設けたわけでございますが、それを念頭におきながらなおかつ個々の方の今回の措置については五%という特例を設けさせていただいたわけでございます。 御指摘の担保並びに保証協会の利用の問題でございますが、これにつきましては私ども公庫を指導しておりまして
○説明員(亀谷礼次君) この交通変更に伴います特別融資制度のいままでの経過の前提は先ほど来総理府本府交対室長から御答弁のとおりでございますが、これらの交通変更によって営業上著しい影響をこうむるために転業をされたり、事業所の移転あるいはまた設備の変更を余儀なくされる方々に対しまして、これを円滑に行うために現行の金融制度の中で特段の措置をとる必要があるということで、先般、長期低利の資金供与を決めたわけでございます
○説明員(亀谷礼次君) 所管省の御担当がいま見えてないようでございますけれども、私ども直接の担当ではございませんが、私どもが承知しておりますので間違いなければ、原料はタイの砕米だというふうに聞いております。
○政府委員(亀谷礼次君) 先生のいま御懸念されました沖繩振興開発計画も、昭和四十七年の本土復帰以来、現在六年目に入っておるわけでございますが、単刀直入の御質問でございますけれども、あの計画の基本の骨子にも触れておりますように、政府といたしましては、あくまで、二十七年間戦後本土と隔絶をされておりました沖繩の事情にかんがみまして、復帰後、早急に、できるだけ早く本土との社会資本を中心にした格差を是正する、
○政府委員(亀谷礼次君) 私、手元にいまその資料をちょっと持ち合わせておりませんので、後刻調べまして御報告申し上げたいと思います。
○政府委員(亀谷礼次君) 先生から御指摘がございました土地の本土企業等の買収の問題でございますが、復帰後、特に海洋博等がございました関係もありまして、当時本土企業等が買収した土地が相当大規模に上っておることは御承知のとおりでございます。私どもも、その当時、現地につきまして県と協力をしまして一応調査を行ったわけでございますが、私どもの承知しております範囲でも、正確な数字はいま持ち合わせございませんが、
○政府委員(亀谷礼次君) 再度の御質問でございますが、私、最初の御質問にもお答えいたしましたように、復帰六年目を迎えた現時点で、いろいろ御指摘のような問題はあることを十分承知をしております。中期展望にも触れて御質問がございましたので、関連してお答えをさせていただきますが、あの総合開発審議会の中期展望の中でも問題になっております雇用ギャップの問題については、今後沖繩の人口の自然増加趨勢、社会増減の趨勢
○政府委員(亀谷礼次君) お答え申し上げます。 先生がただいまお述べになりましたように、四十七年の復帰に際しまして本土との格差を是正するということ、あるいは自立的発展の基礎条件を整備するという大きな目標のもとに、沖繩県からの発議に基づきまして現在の振興開発計画を私ども策定をいたし、これによりまして積極的な各般の施策を今日まで進めてきたわけであります。復帰後六年目をいま迎えておりまして、他の地域以上
○政府委員(亀谷礼次君) 御指摘の点について御答弁申し上げます。 先生がいま御指摘になりましたように、一般広報につきましては開発庁の予算を沖繩県にお願いをしまして、委託費として、助成金として出しまして、現実に五十二年度からやっていただいておるわけでございますが、先生御指摘のように、五十二年度におきましてはすでに一般広報としまして現地の各新聞紙、これは離島を含めて複数数社ございますが、おおむね各新聞
○政府委員(亀谷礼次君) 御指摘のとおり、私どもも、この法案の作業の過程におきまして、いろいろな業種について、包括的に前広に指定をするかどうか、あるいは規定をするかどうか、議論をしたことは、御指摘のとおりでございます。先生おっしゃいますように、沖繩の経済現況及び将来の見通しにおいて、観光及び観光に関連する産業というものの持つウエートがきわめて高い、これはまさに御指摘のとおりでございます。ただ、私どもが
○政府委員(亀谷礼次君) 業務の範囲の法律の明定の仕方はいろいろあろうかとは思っておるわけでございますが、端的に申しまして、先生のお尋ねのように、こういう業種は特になじまないということの範囲については明確にお答えに苦しむわけでございますが、私どもは、あくまでこの法律の趣旨が、沖繩の地域におきます産業の振興開発、いわば沖繩地域を主体にしておりますので、ここに例示をしてございますような、沖繩の現在の産業振興
○政府委員(亀谷礼次君) お答え申し上げます。 沖繩が四十七年に本土に復帰いたしまして以来六年目に入っておるわけでございますが、復帰後沖繩振興開発計画を策定いたしまして沖繩の各般の社会資本の整備を初め経済の自立を目途に施策を進めてきたわけでございますが、現在目標に対しまして順調に進捗している面もある一方、現状にいたしましてなお経済の構造上の問題、あるいは石油ショックに端を発しました日本全体との関連
○政府委員(亀谷礼次君) 基本的な姿勢につきましては、ただいま大臣が御答弁申し上げたとおりでございますが、沖繩のこの復帰しまして六年の経緯にかんがみまして、やはり産業構造上もし問題があるとすれば、第三次産業に偏っておるこの現状からいたしまして、何としても沖繩に密着した第二次産業の振興というものが必要であることは申すまでもございません。この点につきましては、沖繩の現地における資源を活用するという形におきます
○政府委員(亀谷礼次君) 先ほど公庫の理事長から出資対象事業に関連してお答え申し上げた問題にやや関連をいたすわけでございますが、先生の御質問のとおり、沖繩の現在の経済状況といいますか、経済体質と申しますか、端的に申し上げまして、地場産業にいたしましても、いわゆる中小零細の企業が多いのは事実でございます。そういったこともありますし、かたがた地場金融機関としてのいわゆる地方銀行も必ずしも本土のそれと同等程度以上
○政府委員(亀谷礼次君) 今回、御提案をいたしました公庫の出資機能の付与に関連いたしましてお尋ねがあったわけでございますが、先生もよく御案内のこの出資機能は、政府関係金融機関の中では現在北東公庫並びに開発銀行に認められている制度でございます。私どもといたしましては、沖繩の産業経済の現況にかんがみまして、沖繩の地場産業を中心にさらに積極的な振興を図る、こういう見地からただいま大臣も御提案の趣旨で申し上
○亀谷政府委員 私が異議がないと申し上げましたのは、現在の地域については県の要望どおり入れておりますので異議がないと理解しておりますが、今後そういう事態が起こりましたときには県と十分協議して指定等も考慮いたしたいと思います。なお、与那原町の問題も、先生御案内のように法律に五カ年の計画をつくることになっておりますから、その中でなるべく早い時期に解決に着手できるよう県とも相談いたしたいと思っております。
○亀谷政府委員 私どもの所管します部分につきましては県知事から正式に異議がないという意見を基本的には聞いております。防衛庁所管につきましては、私どもも防衛庁の方でしかるべく処置されるものと聞いております。
○亀谷政府委員 お答え申し上げます。 先生が御指摘のように、沖繩におきますところの雇用問題の基本は、やはり振興開発事業を推進することによって産業基盤を整備し、事業そのものが雇用の機会を確保するというのが何といっても基本だろうと思う点はおっしゃるとおりでございます。 開発庁の所管分としましては、先生も御案内のように、振興開発計画に基づく公共事業と、開発金融公庫を通じての融資といいますか、金融財政面
○政府委員(亀谷礼次君) ただいま先生から与那原の事例を中心に各般の観点の御意見、御質疑をいただいたわけでございますが、地籍明確化法につきましては、冒頭お答えしましたように、基本的に国の責任を明確にした上で、沖繩の産業経済に及ぼす影響の大きなことにかんがみ、五ヵ年をめどになるべく速やかにこの解決を図るということに法律の主眼点が置かれているわけであります。そういうことを前提に冒頭申し上げましたような各般
○政府委員(亀谷礼次君) 先生のお尋ねの位置境界明確化でございますが、御案内のように、今春五月の国会におきまして位置境界明確化のための法律が成立を見たわけでございます。自来、防衛施設庁及び関係地元県を初め、機関と十分御協議の上、関連の政令の公布を行い、自来、所要の手続を現在とりつつあるわけでございます。御案内のように、この明確化の法律は、いわゆる国の責任ということを明確にしつつ、なお所管の分担につきましては
○政府委員(亀谷礼次君) お答え申し上げます。 先生の御質問にございましたいわゆる放棄請求権に関連した事案でございますけれども御案内のように、復帰の時点におきまして、政府といたしましても、これらの事案の実態をよく調査の上で必要な措置を講ずるという復帰に際しましての閣議決定に基づきまして、自来、開発庁あるいは防衛施設庁等、関係省庁におきまして、鋭意、調査を続行してきておるわけでございます。 これらの
○亀谷政府委員 沖繩の国有地、特に国有林野の問題につきましては、先生も御案内のように、主要の地域といいますと、端的にいいまして本島の北部、それから西表の問題があろうかと思います。現在、専門の所管庁は林野庁でございますので、私どもが有権的に御答弁といいますか、御報告を申し上げるのはいささか恐縮でございますけれども、私どもが理解しておりますところは、先生も御案内のように、沖繩の本土復帰の際に貸し付けられておりました
○亀谷政府委員 軍用地と申しますか、施設、区域内の詳細につきましては、私これから御報告申します中にも触れさせていただきますが、開発庁が当面所管しておりませんけれども、概数でそれを含めて御答弁させていただきますと、先生御指摘のように、この沖繩の戦災その他によります土地の所有の不明問題というのは大きな問題でございまして、県当局を通じて私どもが承知をしておりますいわゆる土地不明地域と言われておりますものは
○亀谷政府委員 お答え申し上げます。 沖繩の復帰に際しますいわゆる特別措置と一般に言われているものにつきましては、これは率直に申し上げましていろいろ見方があるわけでございまして、沖繩開発庁が現在本来の業務としてやっております振興開発計画も、先生御案内のように、沖繩振興開発特別措置法は四十七年から十年の時限法でございます。そういう意味を加えますと、全体の件数把握というのがなかなか端的には御報告申し上
○亀谷政府委員 先般衆議院の予算委員会等を通じまして、先生初め各委員の方からの御質疑の中で、このVOA問題についての政府の取り組みの御質疑があったと承知をしております。 繰り返しになりまして恐縮でございますけれども、先生も御案内のように、このVOAの問題につきましては、いわゆるこの御要望が一昨年来ございました当初には、私の理解が間違っておらないといたしますと、従来わが国の雇用保険に加入をしていないというために
○亀谷政府委員 お答えします。 この復帰特別措置は、先生も御案内のように、あらゆる方面にわたっておりますのと、それから毎年の税制あるいは関税制度の取り扱いあるいは予算措置、いろいろな仕組みがまじっておるものでございますから、年度によりましても著しく差が出てまいりますし、それから、ただいまの御質問の御中心にありました米麦のごときは、本土の食管制度によるところの米価の改定に合わせてさらにオンしますので
○亀谷政府委員 お答え申し上げます。 今般、沖繩の復帰に伴う特別措置法の一部改正法案を本委員会にお願いをして御審議を煩わしておるところでございますが、先生の御質問にもございましたように、米麦の特別扱いにつきましては復帰特別措置法の中の政令の事項ということで、予算関連のもとに、現在、農林省及び大蔵関係方面と鋭意折衝中でございます。 御指摘のように、沖繩が本土に復帰する際、それまでの沖繩の米麦の生産
○亀谷政府委員 先ほど西原村の進捗状況に関連して御報告申し上げましたように、私どもといたしましては、何分にも問題の所在が最終的には個人間の土地の境界の問題に発するわけでございますし、もっとも沖繩の戦後のああいった特殊の状況と申しますか、激しい戦火の中で公簿、公図が消失し、関係の地主の間ではなかなか解決できないという個人の方の責めに帰すことのできない事情のもとにこういう問題が発生しているということを十分
○亀谷政府委員 お答えいたします。 現在県の御協力を得まして、現地に即してこの土地調査のいわゆる話し合いを中心にした境界設定が進んでおりますところは、先ほど御報告しましたように、いわゆる中部の西原村というところでございます。この村の境界明確化作業地域につきまして申し上げますと、全体の筆数が千七百四十八筆あるところでございまして、関係地主の方の数が八百四十四名というふうに承っております。この地域につきまして
○亀谷政府委員 お答えいたします。 ただいま先生の御指摘のように、沖繩が終戦前後から戦後にわたりまして、大きな激戦地であったということ、それに引き続きまして米軍の占領統治下にいろいろと基地が構築をされまして、そういった戦火の中で所有権の認定に非常に重要な資料としてのいわゆる土地の台帳、公簿、公図、そういった一連の重要書類が焼失、散逸をしたということ、同時に、現地におきます土地関係が戦火によりまして
○亀谷政府委員 先ほど大臣から御答弁ございましたように、沖繩におきます所有者不明土地、いわゆる地籍の明確化の問題につきましては、復帰の時点におきまして県当局、それから関係省庁、防衛施設庁等と十分協議をいたしました結果、防衛施設、区域につきましては防衛施設庁、民地につきましては私どもが、県に協力をお願いしまして、これの明確化を図るということで、今日までやってまいったわけでございます。 先生も御承知かと
○亀谷政府委員 後期五ヵ年におきます振興計画の目標がどの程度達成できると考えておるか、こういう御質問でございますけれども、先ほども御答弁の中で触れましたように、政府といたしまして、この後期五ヵ年におきます目標達成の成否と申しますものは、一にかかって、後期五ヵ年間にどの程度政府並びに県の施策の努力が結果として目標に影響できる面があるか、こういうことでございますので、現時点で正確にこの後期五ヵ年の成果の
○亀谷政府委員 ただいま上原先生から、開発庁が昨年十一月に審議会にお願いをして答申をいただきました中期展望に関連をいたしまして、復帰五年を振り返りました現在の沖繩の振興開発計画につきまして計画の見直しということ、それから将来展望、基本的にどういうふうに考えていくのか、こういう御趣旨の御質問であったかと理解をしておりますけれども、先生も御案内のように、昭和四十七年に沖繩振興開発計画を沖繩県からの原案に